子どもの右脳を鍛えるには?メリットと方法を解説!おすすめの習い事も紹介

子どもの右脳を鍛えるには?メリットと方法を解説!おすすめの習い事も紹介
右脳と左脳はそれぞれ異なる働きを持っており、右脳は、直感や感性・空間認識能力などを司っています。右脳を鍛えることで、記憶力や創造力の向上、コミュニケーション能力の向上などが期待できます。
この記事では、子どもの右脳を鍛えるメリットを解説し、右脳を鍛える方法とおすすめの習い事を紹介します。
右脳とは
脳のしくみ
人の脳は、大脳・小脳・脳幹の3つの部分で構成されています。
大脳
考える、記憶する、感じるなどの活動を司っています。大脳は右脳と左脳に分かれており、それぞれ異なる役割を担っています。右脳と左脳は脳梁(のうりょう)という構造でつながり、互いに情報をやり取りしながら働いています。
小脳
筋肉の動きや体の位置を細かく調整し、バランスを保つ働きをしています。歩いたり走ったり、物をつかんだりするときに体がスムーズに動けるのは、小脳のおかげです。
脳幹
心臓の動きや呼吸など、生命維持に必要な働きをコントロールする役割を担っています。
右脳と左脳
大脳の「右脳」と「左脳」についてもう少し詳しく見ていきましょう。
右脳は「イメージ脳」とも呼ばれ、直感や感性、空間認識能力などを司っています。絵や音楽、空間をイメージする力を得意とし、全体を大まかにとらえるのが上手です。
一方、左脳は「言語脳」とも呼ばれ、論理的思考や計算力、言語能力を担います。文章を読んだり、計算したり、物事を順序立てて考えることが得意です。
右脳と左脳がバランスよく働くことで、思考や行動がスムーズに進むようになり、勉強や日常生活でいろいろな力を発揮できるようになります。特に子どもの成長期においては、右脳を刺激することで、創造力や記憶力が伸びるとされています。
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右脳は鍛える必要がある
脳の発達は成長とともに変化します。その中で、右脳は意識的に鍛えていく必要があります。
6歳ごろまでの幼少期は右脳が特によくはたらく時期で、もっとも脳が成長する「黄金期」とも呼ばれています。しかし、6歳を過ぎると徐々に左脳が発達していき、12歳ごろからは左脳優位の状態になるのです。その結果、右脳を積極的に使う機会が減り、右脳の力を伸ばしにくくなっていきます。
さらに現代では、自然や芸術に触れる機会が減少し、手や体を使った体験が不足しているため、日常生活でも右脳が鍛えられにくい環境になっています。スマートフォンやデジタル機器の普及も、右脳を刺激する時間を制限する一因となっています。
左脳が優位になっていく発達段階や、現代の環境による影響を考えると、右脳の働きを維持・向上させるためにも、右脳は積極的に鍛えていく必要があるのです。
右脳を鍛えるメリット
右脳を鍛えることは、右脳の働きの維持・向上だけでなく、様々なメリットがあります。
記憶力の向上
右脳はイメージや直感を使った記憶に優れています。写真や図を見て覚える力や、物事の全体像を捉える力が高まるため、学習の効率がアップします。例えば、歴史を絵や図と一緒に覚えたり、地理の特徴を視覚的に把握したりするのが得意になります。
創造力の向上
右脳を鍛えると想像力が豊かになり、新しいアイデアや表現力が伸びます。絵を描く、物語を作る、デザイン、文章作成など、創造的な活動において重要なスキルが伸び、未来の才能を育てる土台にもなります。
直観力・判断力の向上
右脳を鍛えることで、直感を使って物事を素早く判断する力を高めることができます。素早い判断力や危機察知能力が向上し、子どもの自己解決能力も高まります。
コミュニケーション能力の向上
右脳は、表情や感情を読み取る力に優れているので、鍛えることで感受性が豊かになり、他人の気持ちを理解する力が強まります。友だちや家族との関係がより良くなり、社会性が豊かになります。
右脳を鍛えるデメリット
感受性が強くなりすぎる可能性も
右脳を鍛えることで感性が豊かになる反面、感受性が強くなりすぎてストレスや不安を感じやすくなることもあります。子どもの気持ちをしっかりと受け止め、感情をコントロールしていけるようサポートする姿勢が重要です。
右脳を鍛える方法
それでは、右脳を鍛えるにはどのような方法があるのでしょうか。日常生活でもすぐに取り入れられる方法を5つご紹介します。
パズルやブロックを使う
立体的な思考を促すパズルやブロック遊びは、右脳のはたらきである空間認識能力を鍛えるのに効果的です。楽しく遊びながら、右脳を活性化させることが期待できます。
色々なジャンルの本を読む
物語や図鑑など、ジャンルの異なる本を読むことで、想像力や知識の幅が広がります。特に視覚的なイラストが多い本は右脳を刺激します。
絵画、アート、音楽に触れる
アートや音楽は右脳をダイレクトに刺激します。絵を描く、楽器を演奏する、作品を鑑賞するなど、さまざまな芸術に触れる活動が効果的です。
左半身を意識的に使う
右脳は左半身をコントロールしているため、左手で取る、左手で書く、左足で蹴るなど、意識的に左半身を使うようにすると右脳が活性化します。
瞑想や散歩でリラックスする
右脳が最もはたらきやすい環境は、リラックスした状態です。瞑想や自然の中を散歩するなど、日常の中でリラックスする時間を取り入れることで、子どもの心を整え右脳のはたらきを促進することができます。
右脳を鍛えるのにおすすめな習い事
右脳を鍛えるには習い事もおすすめです。右脳を効果的に刺激する習い事を以下にご紹介します。
そろばん
そろばんは、数の計算と頭の中でのイメージを組み合わせて行うため、右脳と左脳をバランスよく鍛えることができる習い事です。右脳を鍛えるだけでなく、計算力の向上にも効果的です。
ピアノ
ピアノの演奏では、音の強弱やテンポの変化を感じながら表現するため、右脳が司る感覚的な能力が鍛えられます。右脳はリズムやパターン認識にも関与しているため、リズムを正確に保ちながら演奏することで、右脳が活性化されます。
さらに、ピアノは右手と左手を同時に使うため、右脳と左脳の両方をバランスよく刺激します。
絵画教室
自由な発想で絵を描く絵画教室は、創造力や感性を豊かにします。美術作品の鑑賞も視覚的な刺激となり、右脳を鍛えることに効果的です。
プログラミング教室
プログラミングでは、自分のアイデアを形にするプロセスが重要です。作品を制作する過程で「こうしたらもっと良くなる」「こんなデザインにしたい」といった創造力を発揮するとき、右脳が得意とする発想力やイメージ力が大いに活躍します。
また、エラーを修正したり改良したりする過程では、柔軟な発想が求められます。右脳の直感的な判断力と、左脳の論理的思考力を組み合わせて課題を解決するため、右脳と左脳をバランスよく鍛えることができます。
右脳を鍛える習い事なら「ステモン」「文章題専門算数よみとき」
右脳を鍛える習い事としておすすめなのが、STEAM教育&プログラミングスクール「STEMON(ステモン)」と、文章題専門算数「よみとき」です。
ステモンとは
幼児・小学生向けSTEAM教育&プログラミングスクール「STEMON (ステモン)」は、ブロック・ロボット・プログラミングなどを用いたものづくり体験を通じて、身近にあるものの仕組みや原理を学ぶ習い事です。
低学年ではブロックを用いたレッスンで、物理の原理とプログラミングの基礎を学んでいきます。ステモンのレッスンに組み立て手順書はなく、自分で試行錯誤しながらブロックを組み立てていきます。どんなものを作るか発想・イメージしたり、創造していくことで、楽しみながら右脳を鍛えることができます。
高学年ではパソコンを本格的に使用したゲームやアニメーション制作、ロボット制御を行います。どのようなプログラムを組むとどのように動くのか、頭の中でイメージしながら制作し、柔軟な発想で改良していくことは、右脳を鍛えることにとても効果的です。
さらに、左脳の論理的思考力を組み合わせて課題を解決するため、右脳と左脳をバランスよく鍛えることができます。
文章題専門算数よみときとは
文章題専門算数算数「よみとき」は、文章題を絵で表現することで、思考の土台となる読解力を養う算数教室です。
「よみとき」では、文章題を絵にするオリジナルメソッドで文章を読み解くトレーニングを行い、読解力・算数の力・思考力を伸ばします。
長い文章には、人やモノ、時系列などのさまざまな情報が複雑にでてきますが、読解力が低いと、それらの関係性の整理ができず、何を聞かれているのか何が書かれているかが分からなくなります。文章内容を理解するためには、急がずじっくり「絵」や「図」で理解する過程を通る必要があります。文章に出てくる人や物、時間の流れを絵に描くことで、頭の中で整理しやすくなり、深く理解できるようになります。
文章を頭の中でイメージし、絵や図を使って考える練習をすることで右脳を刺激し、右脳を活用した柔軟な考え方を身につけることができます。「楽しみながら右脳を鍛えたい」とお考えの保護者の方には、特におすすめの習い事です。
子どもの右脳を鍛えるには?まとめ
右脳は、直感や感性・空間認識能力などを司っており、絵や音楽・空間をイメージする力を得意としています。特に子どもの成長期においては、右脳をバランスよく刺激することで、創造力や記憶力が伸びるとされています。
右脳を鍛えるには、パズルやブロックを使う、芸術に触れるなどの方法がありますが、右脳を鍛える習い事に通うことも効果的です。
幼児・小学生向けSTEAM教育&プログラミングスクール「STEMON(ステモン)」では、ブロックやロボットの制作を通して発想力・創造力を刺激し、右脳を効果的に鍛えることができます。
文章題専門算数「よみとき」では、文章を頭の中でイメージし、絵や図を使って考える練習をすることで、楽しく右脳を鍛えることができます。
「ステモン」「よみとき」では、無料体験会を随時実施しております。
右脳を鍛える「ステモン」「よみとき」のレッスンを、ぜひ一度体験してみて下さい。