プログラミング教育推進校の港区立白金小学校にて代表の中村が研修を担当しました
2018年4月18日に、港区立白金小学校にてステモン代表の中村が先生向けプログラミング教育の研修を担当しました。
白金小学校は東京都のプログラミング教育推進校に指定されている小学校です。
今期から各学年教科の先生方がプログラミング教育の実践に取り組みはじめるにあたり、多くの先生方がプログラミング教育未経験のため、
小金井市立前原小学校や大阪市立森之宮小学校、多摩市立愛和小学校でステモン代表の中村が実践したプログラミング教育の事例の他、
なぜプログラミング教育を行うのか、プログラミング教育の目的は何かという概要を、平成30年3月に文部科学省より発表された「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」をふまえながら講義をしました。
そして実際にScratchなどの代表的なソフトの使用方法や、算数や理科、音楽の単元に組み込む場合の授業案例などを紹介しました。
研修後の感想と効用
参加した先生方からは、「概念や具体を大変わかりやすく知ることができた」という感想をいただきました。
また、翌日に早速港区立白金小学校の各学年・専科の先生方同士でどのようなプログラミング教育ができそうか話し合いの機会を設けたというご連絡をいただきました。
- PCを使わないもの、英語の授業で行っているようなゲームなどを通してプログラミング教育を行ってはどうか。
- ICT機器に慣れさせる必要あり。ただし、ICT機器を使ってのプログラミング教育は低学年では難しいため、ICT機器を使わない学習を行う。
- 算数(三角形と角)や理科(電気の通り道)で取り組めないか。ただ、単元に絡めて行うのが難しいという印象も受けた。
- 教科ではなく、ありのままで行ってみたい。
- 音楽=リズム変化、速いリズムもできるのではないか。
上記の他にも主体的なコメントが多数出て、前向きに取り組むマインドセットが整ったというご報告をいただきました。
ステモンの公教育への貢献の方針
現在プログラミング教育は2020年からの必修化に向けて全国各地で様々な事例があげられています。
その多くが先進的に取り組む先生に寄るもので大変有意義な事例である一方、「はじめて取り組む先生」にとってはハードルが高いものが多く見受けられます。
ステモンではこれまで公立小学校の現場に深く関わってきた知見を活かして、「はじめてプログラミング教育に取り組む先生への第一歩」と「単元に落とし込むプログラミング教育」の観点を大切にしたいと考えています。
先日文部科学省より公開された「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」における学習活動の分類「A」「B」を重視して、公立小学校に貢献してまいります。
公立・私立小学校プログラミング教育支援のお問い合わせ
ステモンでは公立・私立の小学校むけプログラミング支援に積極的に取り組んでおります。(研修や授業案作成支援、サポートスタッフ派遣など)
ご興味ある学校・団体の方はお気軽にお問い合わせください。
ステモン事務局:03−6915−1324