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STEM教育イベントレポート「第6回STEM Festival in Japan 2017 Summer」を開催しました

2017.09.17

小学生向けSTEM教育事業を展開する株式会社ヴィリング(本社:東京都杉並区、代表取締役:中村一彰)は、2014年4月よりキッズ向けSTEM教育スクール「STEMON」を運営しています。

2017年9月9日に、STEMON主催による『第6回STEM Festival in Japan 2017 Summer』を開催しましたので、イベントレポートをご紹介します。

STEM Festivalとは、どんなイベントなのか?

STEM教育の普及を目的として、株式会社ヴィリングが2014年から開催する日本唯一のSTEM教育特化イベントです。
今回でSTEM Festivalは6回目を迎えます。

日本国内ではヴィリング本社(港区青山)、デジタルハリウッド大学、中央大学後楽園キャンパスなどで開催してきました。
国外ではアジアSTEM連盟主催としてフィリピン(セブ)でも2回開催しています。

STEM festivalはアジアを代表するSTEM教育イベントです

STEM Festivalではどのようなことをするのか?

物理や工学、プログラミング、ロボティクスをテーマにした3つの競技があります。
チームを編成し、仲間とともに粘り強く課題に取り組み優勝を目指します。

また、日頃STEMONに通う子供達による作品展示会(キッズプログラミングテン)や、小さなお子様でも楽しむことができる「すてむえんにち(STEM縁日)」も用意されています。

第6回STEM Festival in Japan 2017 夏 の様子

競技について

競技は、
[1]エンジニアリング競技
[2]プログラミング競技
[3]ロボット競技
の3種類で、チーム制で取り組みます。

課題は当日発表され、日頃学んだ成果をいかして優勝を目指します。

競技NO.1 エンジニアリング部門:

1種目の競技はエンジニアリング部門です。物理や工学の知識を活用して問題解決することがこの競技攻略の鍵になっています。

最終的にはボールを的に当て、得点を競うのですが、そのためにどのような機構を活用してボールを運ぶのか考え、チームで力を合わせてつくります。

制限時間もあるため、チームメンバーが効率よくつくれるように、まずは作戦会議をします。

ボールを運ぶアイテムはリンク機構を活用したマジックハンド。
川を越えて他の島にボールを運ぶには滑車の仕組みを活用したロープウェイ。
的を当てて得点を稼ぐ方法は1つではありません。

そして、時にはメンター役の講師に相談をします。

どのチームも高得点を出す素晴らしい作品を作り上げていました。

競技NO.2 ロボット部門:

ロボット競技は、日頃「プログラミング&ロボティクスコース」に通う子供達がペアになって挑戦をします。

当日発表されるコースと仕掛けを聞き、チームで早速プログラムづくりに取り組みます。

はじめから完成プログラムを目指すのではなく、センサーの域値を確認したり、テスト走行をしておかしなところを発見して修正しにいったりする様子は、まさに問題解決の力が育まれると感じられるものでした。

急カーブをうまく回れるようにしつつ、タイムを競う今回の競技は苦戦するチームが多かったのですが、見事どのチームもゴールに到達することができました。

競技NO.3 プログラミング部門

最終競技、プログラミング部門もチーム戦です。この競技には保護者からも1チームつくって参戦していただきました。
1stMissionは、自分たちのカラーのボールを全て落とすこと。それを終えると2ndMissionが登場し、そのクリアまでのタイムを競います。

ただロボットをプログラムするだけでなく、自分たちのカラーのボールを落とすための設計もしなければなりません。
苦戦したチームもありましたが、ここでも素晴らしい戦いが繰り広げられました。
保護者チームも健闘して第二位でした。

次回のSTEM Festivalは2018年3月予定

年に2回開催するSTEM Festival。次回は2018年3月を予定しています。
今回はじめて、STEMONに通うお子様以外の枠も設けました。

はじめてSTEM教育に触れるお子様も、STEMONの講師たちがメンターとしてサポートをすれば一緒に楽しく競技に参加していただけることがわかりましたので、次回からは一般のご参加枠を拡大する予定です。

ご参加いただいた保護者に方々からは、多くの嬉しいメッセージをいただきました。
「レッスンで学んだ知識やスキルが活かされているだけでなく、
子供達が粘り強く課題に取り組んでいた。それをとても楽しんでいる姿を見ることができた」 などです。

STEMON講師たちも、いつも指導している子供達が夢中になって取り組む姿を見ることができ、大変良い機会になりました。

次回はさらにパワーアップしたSTEM Festivalを準備していきたいと思います。

<次回STEM Festivalの協賛・後援の募集>
STEM Festivalは今後より多くの子供達がSTEM教育を体験できるイベントに拡大していきたいと考えております。
当イベント方針に共感いただき、イベント開催をご支援いただける企業・団体様を募集する予定です。
ご関心ある企業担当者様はお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

STEMON 事務局 担当:豊島
info@viling.co.jp
TEL:03-6915-1324